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注文住宅の耐震等級、どう選ぶ？私たちが等級3を選んだ理由とその安心感
注文住宅を建てるにあたって、避けて通れないのが「耐震等級」の選択です。日本は地震大国。どんなに素敵な間取りでも、安全性がなければ意味がありませんよね。
今回は、私たちがなぜ耐震等級3を選んだのか、実際に暮らしてみてどう感じているのか。そしてその選択が、後悔しない家づくりにどうつながったのかをまとめてみたいと思います。
耐震等級ってなに？ざっくり解説
簡単に言うと、耐震等級は「どれくらいの地震に耐えられるか」の目安です。
- 等級1：建築基準法の最低ライン。震度6強〜7程度の地震に1回耐えられる設計
- 等級2：等級1の1.25倍の強さ。主に学校や避難所などに採用されるレベル
- 等級3：等級1の1.5倍。消防署や警察署など、災害時の拠点レベルの強さ
私たちは迷わず「耐震等級3」に！
建築士さんと打ち合わせを始めたとき、「床や内装に予算を回したいから、耐震等級は標準（1）でいいかな」と最初は思っていました。
でも、建築士さんの一言で考えが一変。
「壁紙は変えられても、構造はあとから変えられませんよ」
たしかに…！
長く住む家、そして家族を守る家だからこそ、最初から耐震等級3にしておこうと決めました。
実際に住んでみて感じた「安心感」
幸い大きな地震にはまだ遭っていませんが、小さな地震が来たときでも「構造が強い家なんだ」と実感するような安定感があります。
友人宅では「ミシッ」「ギシッ」と音がする揺れでも、わが家では「揺れた？」くらいの感覚だったことも。
もちろん地震は予測できないけれど、「ちゃんと備えてある」というだけで心の余裕が違います。
耐震等級を上げるとコストは？
確かに、耐震等級3にするには多少の追加コストがかかります。でも、
- 住宅ローンの安心感（長期優良住宅などの条件もクリア）
- 保険料の割引
- 将来の資産価値
なども考えると、費用以上の価値があると感じました。
ついでに…床・窓・リビング配置も大事！
家の強さ＝構造だけでなく、「快適さ」も同じくらい重要ですよね。
わが家では、
- 床材は掃除のしやすさ重視でフローリングに（でも無垢材の温かみも気になる…）
- 窓は大きく取って光をたっぷり。ただし夏は日差し対策を忘れずに！
- リビングは広めにして、家具配置に迷わないように動線も工夫
耐震性とあわせて、「住んでからどう感じるか」を意識して設計して、本当に良かったです。
まとめ：耐震等級は“最初に決める安心”
注文住宅は、後から変えられない部分ほど慎重に選ぶべき。
耐震等級3にしたことで、わが家には「目に見えない安心感」があります。
これから家づくりを考える方には、見た目や予算だけでなく、構造の安心も“最優先”で考えてほしいと思います。